








よく学校や、健康診断などで検査される『視力検査』というのがありますよね。(左図参考)
これは、「ランドルド環」と呼ばれるもので、「静止視力」を測定するために使われるものなんです。
しかも「遠方視力」。



「牛!?」
正解です。
ちょっと右を向いた牛です。
もう一度先ほどの写真をご覧ください。
どうですか?
もう牛にしか見えないでしょ?
(「眼は脳刺激でグングンよくなる」内藤貴雄著(二見書房)より)
誤解しないでいただきたいのは、
「これってよくある騙し絵でしょ?」
「脳が騙されやすいのを利用しているだけでしょ」
「からかっているのか?」
決してそういう目的で試していただいたわけではありません。
重要なのは、
「見て、考えて行動できる『見る力』を養うことなんです!!」
学校や健康診断で測る視力は静止した画像をどれだけはっきり見えるかという観点で評価しています。
先ほどの写真でいえば、白と黒の模様がはっきりと見えていれば、そういう観点で言うと、「視力が良い」と判定されます。もちろん、「視力」もすごく大切です。しっかりと画像をとらえているかどうかの判断基準になりますので。
でも、よ~く考えてください。
普段の生活を送る中で、静止したものや、遠くのものだけを眺めていることはありえないですよね。
しかも片目だけで物を見ることってほとんどないと思います。
動いている車、一緒に遊ぶ友達、電車から眺める車窓、人の表情…数え上げればきりが無いですが、とにかく動いているものを見ることが当たり前のようにあります。
そして、目から得た情報をもとにして、
「一体今見ているものは何なのか?」
「それは次にどんな行動をして、見る側はどんな行動をしたらいいのか」
などなど、いろんなことを『脳で判断しながら見ているのです』
※脳に入力される情報の約80%が目からです。
それでは、改めて『両目のチームワーク』に関して説明をしますね。
ものすごく簡単に言ってしまえば、右目と左目の動きのバランスです。
先ほどの静止視力もそうですが、片目ではちゃんと見えていても、両目で見ると全然見え方が変わってしまうことがあるってご存知ですか?
要するに、左右の目が見たいものに対してしっかり協力・連携をとることを『両目のチームワーク』とイプラスジムでは表現しています。
例えば、団体競技のスポーツで、個人個人の能力値が高くても、チームワークが無ければ、実力を発揮できません。それと一緒なんです。
では、具体的に、『両目のチームワーク』が悪い場合、一体どういう弊害がおきるんでしょうか?
勉強に関していうと、学校の授業で先生が黒板に重要なことを板書しますよね。
視力(※静止視力)の良い子であれば遠くの席からでも問題なく見えると思います。
仮に視力が悪くても、メガネやコンタクトをしていれば見えるでしょう。
ここからが大切です。
大事な文章をノートに書き写す作業がありますよね。
人間の目はもともと遠くの物を上手く見るようにできています。
ですので、遠くのものであれば、多少『両目のチームワーク』が悪くても、調整機能が働いて、見えています。しかし、近いものを見る場合、『両目のチームワーク』が悪いと、さっきまではっきり見えていた黒板の文字や図、グラフなどを書こうと思っても上手く書けないんです。
あなた(あなたのお子様)が書いている文字が二重に見えたり、顔やノートを斜めにして書いていたりしませんか?
それは『両目のチームワーク』が悪い為、見やすい目の方でなんとか補おうとするために無理な姿勢、無理な目の使い方を人間は自然と行っているからなんです。
ですので、目と密接な関係にある脳がそういった不自然な状態が長く続くと「ストレス」として認識してしまい、拒否反応を示し始めるのです。ノートをとるのを途中でやめたり、問題文をしっかりと理解できず、挫折する…。
結果、勉強しようと思っても集中できない、問題が解けなくなるのです。
しかもそれが重症になるともっと恐ろしいことが…。

先ほど述べた『両目のチームワーク』が悪いと、「脳の拒否反応」により、やりたいことができなくなります。
普段何気なく使っている目が、実は人格にまで影響を及ぼしているかもしれない…
考えただけでゾッとします。


そして、その問題を解決するためには、「見る力」を養うことが重要なのです。「見る力」を養うことにより、密接な脳との関係性をより強固にしていくことで、目で見た情報を正確に収集し、しっかりと脳で処理したうえで、体で反応していくのです。
あなたのお子様はしっかり見えていますか……?2名で行います。
右の図のように、1m程度の長さの紐の両端と中央に目印をつくり、伸ばした状態で「遠方目印→中央目印→近方目印(順番は近方から行う場合もあります)」と両目で順番に見ていきます。
その後、中央の目印に視線を置いた状態で、A(もしくはB)の紐がどのように見えるかを確認します。
紐の見え方によって、『両目のチームワーク』が良いのか悪いのかを判断するものです。
左目はまっすぐ中央の目印を捉えていたのですが、右目だけが右に「スーッ」とずれていったのです。
「!?」
ペアを組まれていた男性も驚かれていました。
しかし、当の女性は全く気付いておりません。
何回試してみても同じような現象が起きました。
「○○さん、近い物を見る時、目が疲れないですか?」
私がその女性に問いかけると
下の図は「エキセントリック・サークル」と呼ばれるものです。
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